お茶と文学

会長 角替茂二

株式会社かねも 会長 角替茂二

「そうだ、せめて濃いうまい茶でも飲んで、
人生考え直してみるか。」

プロフィール
  • 静岡県掛川市在住
  • 大正5年3月17日生まれ
  • 旧制静岡高校卒
  • 東京帝国大学(東京大学)経済学部卒
  • 平成29年(2017)8月8日101歳没
学歴
  • 元静岡県茶商工業協同組合理事長
  • 元静岡県茶商工業協同組合連合会理事長
  • 元社団法人 静岡県茶業会議所副会頭
  • 全国茶商工業協同組合連合会副理事長
  • 元社団法人 日本茶業中央会理事等を歴任
  • 元 株式会社かねも 相談役
  • 第三十七回 井伏 鱒二 ――― 戦国武将の茶会(2)

    2015年06月11日

    上田秋成の湯呑みと茶柄杓立て 三郎氏のお父さんは明治十何年ころ東京に遊学中、神田の古本屋さんで当人のまだ一度も聞いたこともない上田秋成著「雨月物語」を買つて来た …

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  • 第三十六回 井伏 鱒二 戦国武将の茶会(1)

    2015年06月11日

    常民作家 井伏鱒二 井伏鱒二は庶民の暮らしの中のユーモアをたっぷり描いた独創的な作家と云われている。加藤周一は庶民のかわりに柳田國男の云う常民という言葉を使って …

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  • 第三十五回 中 勘助 伝えにくい手揉茶の秘訣(2)

    2015年06月11日

    中氏の家族に対する愛情の濃やかは大方のよく知るところであるが、ここに兄嫁と兄に対する気持をあらわした詩や文章がある。 病床の姉をおもう 昭和十七年一月 十五日 …

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  • 第三十四回 中 勘助 ――伝えにくい手揉茶の秘訣(1)

    2015年06月11日

    静岡市に在住の方なら新聞の中勘助文学記念館に脚を運ばれた事もあるだろう。そこには作家中勘助を偲ぶゆかりの品々が展示されているが、復元された杓子庵もなかなか素敵な …

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  • 第三十三回 太宰 治 ――― 不審庵(3)

    2015年06月11日

    「利休と秀吉」についても書き流している。多くの文学者がとりくんだテーマであるが、太宰が本気で取り組んだらどのような展開になるのだろうか。井上靖や野上弥生子のよう …

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  • 第三十二回 太宰 治――不審庵(2)

    2015年06月11日

    太宰 治 尚栄西禅師の茶の将来については三十年ほど前に書かれた村井康彦の指摘を忘れる訳にはゆかない。むろん太宰とは関係ないが大切な話だと思うので転訳する。 村井 …

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  • お茶と文学者 第三十一回 太宰 治 ―不審庵(1)

    2015年06月11日

    太宰 治 昭和の敗戦直後の虚脱した世相の中で、太宰治の小説には中年の男女ファンがわんさと群れ犇めいた。と云っても一時代前の著名作家、例えば志賀直哉の如きは彼の人 …

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  • 第三十回 三好達治――茶の花十里(4)

    2015年06月11日

    健吉の芭蕉評釈にも茶の煙が何たるかを示唆するものはないが、参考迄に要点を記してみる。主として杜牧の詩と関連についてである。 八月廿日過ぎ、まだ未明に宿を立つてい …

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  • 第二十九回 三好達治―――茶の花十里(3)

    2015年06月11日

    又「百たびののち」の中に冬の朝があり、ひよどりをうたっている。その後半の部分が捨てがたい。 冬の朝 ……… この國は いま陰鬱な冬のさなかにある 私はその空の凍 …

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