かねもの有機栽培茶園

自園の有機栽培茶園
自園の有機栽培茶園

1964年、1965年、1973年、1983年、1984年に農林水産大臣賞、1972年、1984年に通産大臣賞を受賞いたしました。

それを基にさらに研鑽に励み、安全で味の良い茶を目標に自社で有機栽培茶の研究を始めました。二十年ほど前、各地の有機栽培茶を幾つか試飲しましたが、旨いと思うものには出会いませんでした。安全ではあるが、飲料として価値があるかという疑問です。また、価格も価値とバランスしない茶が見受けられました。茶はもとより嗜好品です。それぞれ飲む人の好みがあります。そこで、実際に自社で納得のゆく茶を作ってみようと考えました。

先ずは優良茶園の生産家に声をかけてみましたが、茶専業農家であり、病害虫の発生を恐れ取り合ってくれませんでした。次に十余年茶の有機栽培を続ける茶農家の方から茶園を借りることが出来ました。この茶園の茶は茶園を借り受けた当初は「味」が薄く、満足のゆくものではありませんでした。年々肥料を吟味しながら、春と秋に施肥の回数を増やしていきました。二、三年は眼に見える効果はありませんでしたが、五年経過後明確に味の変化を認めました。「旨み」が加わり、安全であり尚且つ飲料としての価値を認識するに至りました。

有機質の肥料には即効性はありませんが、ゆっくりと土壌を団粒構造にし、茶樹の根を活性化させます。農産物は総て天候にその生育が左右されますが、天候不順の年は化学肥料を使用する茶園の茶に比べ、天候の影響がずっと少ないことが体験されました。少しずつ有機栽培茶園を増やしてゆきたいと考えております。

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