はるの(普通蒸し茶)100g平袋

カテゴリ:

はるの(普通蒸し茶)
  • はるの 茶葉
  • はるの 抽出液

山茶であるはるのは貯蔵熟成によりお茶に旨みが増します。そのため新茶としては販売しておりません。

海抜500mにある茶園で生育した茶葉を原料にした「浅蒸し茶」です。
上品な山茶の香気、さわやかな喉越しをお楽しみ頂けます。
深蒸し茶とは異なり粉の少ないお茶です。

茶葉5gにつき、70度に湯ざまししたお湯を150cc入れ約2分おいてからお飲み下さい。
※お好みで茶葉を増減しお愉しみ下さい。

価格
1000円(税別)
内容量
100g
包装・容器
平袋

食べ物エッセイスト 小日向 舞さんエッセイ

食べ物エッセイスト 小日向 舞さん

食べ物エッセイスト 小日向 舞さん

「ひとり二役」はるの

「はるの」は、深蒸し茶ではないため、どろっと底にたまる粉の「もやもや」がほとんどない。香り、味ともに、あっさりとしていて、非常にオーソドックスで軽い風味のお茶である。

このお茶は、深蒸し茶にあるような独特のコクはないが、はじめて飲んでも、不思議なことに、慣れ親しんだ味がする。クセがなく、いわゆる飲みやすいお茶の代表というべきものである。

75度〜80度くらいで入れると、ほのかな苦みと上品な旨味が、適度に感じられる。ワインにたとえるならば、ボジョレーヌーボーのような軽い味である。インパクトの強い深蒸し茶の味に慣れると、ちょっと物足りないような気もするが、もちろんお茶だけで飲んでも十分楽しめる力はある。しかし、それほど個性を主張しない味は、お茶菓子や、ちょっとした食事とも相性がいい。あっさりしたお茶を飲みたいときは、このお茶が最適であろう。

さて、熱いととてもさっぱりしていてるこのお茶、「水出し」にしてみると、また別の顔が現れる。25度くらいの水に、熱いときと同じ分量の葉を入れて、30分ほど放っておけば、できあがる。それ以上時間が長いと、少し苦くなるが、そのあたりは好みで調節すれば良いと思う。

水出しした「はるの」は、極上のグリーンティー(粉末を水にとかすもの)を想起させる味になる。もちろん砂糖は入っていないが、そんなものは必要ない。色はグリーンティーよりずっと薄いが、花のように甘く香り、旨味もコクも、熱いものより多く引き出される。それでいてとても飲みやすい。しかし、グリーンティーのように氷を入れたりしてぐびぐび飲むのではなく、あまり冷やさないで、熱いお茶と同じように、少しずつ口に含んで愉しむのがいい。

私は、個人的には、このお茶は水出しにするのが好きである。夏の暑い日に、ガラスの茶器などに入れて飲むと、風流ですがすがしいにちがいない。


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