slide-gaiyou
一服のお茶は、
心を豊かにいたします。

“喉が渇けば水を飲み、
心が渇けばお茶を呑む” 
(先人の言葉)

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一服のお茶は、
心を豊かにいたします。

“喉が渇けば水を飲み、
心が渇けばお茶を呑む” 
(先人の言葉)

ごあいさつ

創業1872年、現在、四代目店主が運営する当店の歴史は、幕末期にまで遡ります。お陰様で何とかここまで稼業を続けることが出来ました。これまでの歩みは、順調なことばかりではなく、多くの辛苦がございました。関東大震災、太平洋戦争など何とか苦難を乗り越えることができました。創業当初から変わらぬ志のもと、質の良いお茶を育み、皆様にお届けするることに、一層尽力してまいります。

四代目店主 角替 晃

茶の蔵 かねも

会社概要

会社名
株式会社かねも
代表者
代表取締役 角替 晃
所在地
〒436-0079 静岡県掛川市掛川70
連絡先
電話 0537-22-3145 / FAX 0537-22-3147
メールアドレス
ocha@kanemo.co.jp
受賞歴
  • 農林水産大臣賞受賞(1964年、1965年、1973年、1983年、1984年)
  • 通産大臣賞受賞(1972年、1984年)

かねもの理念

- 創業1872年 お茶文化の魅力を伝えたい -

かねもは、よい食品の3つの条件として以下を追求しています。​

  1. 安心して食べられること
  2. 味がよいこと
  3. 品質に応じた妥当な価格であること

沿革

1872年(明治5年) 掛川市掛川70番地に於て、初代・角替茂作、創業
1926年(昭和初年) 二代目角替清一郎、合名会社 角替商店として組織を確立
1951年(昭和26年) 三代目角替茂二、株式会社 角替商店に改組
1956年(昭和31年) 掛川で初めて茶葉貯蔵専門の木造大型冷蔵庫を導入
1958年(昭和33年) 角替茂二が窒素充填の缶詰茶を日本で最初に開発し発売する
1981年(昭和56年) 株式会社かねもに変更し、四代目 角替晃が代表取締役に就任する
1983年(昭和58年) 大型冷蔵庫新設
1993年(平成5年) 工場仕上機械設備 一新
1994年(平成6年) 60坪冷蔵庫新設
1995年(平成7年) 新店舗開店
1997年(平成9年) ティーカルチャーホール開設
2006年(平成18年) 寧茶が日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会(JONA)の認証取得
2019年(令和元年) 茶室「清庵」オープン

歴史歌川広重「大井川連台渡之図」で知る掛川茶のルーツ

歌川広重「大井川連台渡之図」

徳川慶喜が大政奉還をし、明治初め幕臣一部とともに静岡に移住しました。それまで「大井川蓮台渡之図」にあるように江戸時代には大井川には橋がありませんでした。幕臣達が職を失った川越人足を引き連れ、現在“世界農業遺産”に認定されている掛川市日坂、東山地区に入植、茶園の開墾を行いました。幸いこの地は、地味豊かで、良質な茶葉が生産されました。
幕末安政元年に大地震があり、掛川城も天守を含む大半建物が倒壊しました。初代茂作は倒壊した大柱、瓦等払い下げを受け、これをもとに”茶部屋“(工場)を築き、1872年「かねも」を創業しました。二代目清一郎は事業を拡げ、会社の基盤を築きました。三代目茂二は5月に摘んだ”緑茶“が1年経過すると”茶色“に変化することを苦慮しました。探求心豊かで、緑茶が酸化しない方法を熱心に研究しました。先ず低温貯蔵を可能にするため、冷蔵保管のため茶専用冷蔵庫を設備しました。次に1年中緑茶を美味しく呑むために、茶の酸化を防ぐ画期的研究をしました。缶の中の酸素を除き、不活性ガス窒素を充填することを実験、日本で初めて窒素充填缶詰め茶を商品化しました。緑茶を初めて1年中楽しむことが出来るようになりました。その精神は代々受け継がれ、農薬、化学肥料を使わない有機栽培(無農薬)などを積極的に取り入れ、安全で香味豊かな茶作りに邁進し、現在に至ります。

かねものお茶づくり

かねもでは、社員によるお茶の有機栽培に力を入れています。とくに有機栽培の厳しい基準をクリアした玉露は、全国的にも珍しく、ぜひご賞味いただきたい逸品です。

独自の焙煎技術(火入れ)

かねもの火入れ(焙煎)釜は、四代目が発案して完成した完全オリジナルの仕様。お茶の味を左右する重要な工程は、茶師の長年の経験と知識に支えられています。