かねもの有機栽培茶

茶の蔵かねもでは、自社の茶園で社員が有機栽培茶を育てています。有機栽培茶の茶摘みは一番茶の一回だけです。樹勢が衰えることなく元気に育ちます。また、有機栽培の認定を取得している玉露は全国的にも非常に珍しい逸品です。

茶園は農薬不使用のため、生き物たちの宝庫です。雑草は社員がひとつひとつ丁寧に抜いていますが、この茶園そのものが周辺地域の生物多様性に貢献しています。自然の恵みをたっぷり含んだ茶の蔵かねもの有機栽培茶をぜひご賞味ください。

有機栽培茶一覧

現在島田市、志戸呂では江戸時代多数の茶壷が焼成されました。当時化学肥料は存在せず、菜種粕、魚粕など自然に生成される肥料を投与しました。徳川家康は駿府(静岡)に居住し、5月に製茶された茶葉を茶壷に詰め、一井川(大井川奥、山間地)の茶蔵に一夏貯蔵(熟成により香味が深まる)。秋も深まる頃、茶壷の口を切り初めて茶を賞味しました。これに倣い、“熟成した”有機栽培茶をお詰め致します。
新茶での販売はいたしません。

ご注文頂いた後、お詰め致します。1週間程度お時間を頂くことがございます。

特別栽培茶 農薬無散布(無農薬栽培)

掛川で茶の栽培が始まった明治時代には農薬は使用されていませんでした。

  • 明治初期の輸出用ラベル
  • 明治初期の輸出用ラベル

オリエンタルな香り漂う明治初期の輸出用ラベル

明治初め頃の日本の主な輸出品目は絹と並んでお茶でした。輸出の際、茶箱に貼られていたという版画が当店に残っています。デザイン性の高いこれらの版画は一枚ずつ手で刷られていました。これらからも、当時のお茶がいかに高級品として丁寧に扱われていたかを知ることができます。